2011年05月17日

修了上演、終了!多くの感謝と、未来へ向けて

座・高円寺劇場創造アカデミー1期生修了上演、2日間の公演を無事に終了いたしました。2日間とも、前売り券は完売、当日券には早くから多くのお客様に並んでいただきました。ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。

半年前、近藤先生からのできたてほやほやの翻訳を受け取り、私たちは「戦争戯曲集」、そしてエドワード・ボンドに出会いました。
難解な言葉と表現が並ぶ台本に頭を抱え、台詞を発することに苦戦しながら、そして、自分という人間が抱える課題に向き合いながら、
時にはお互いの未熟な部分に反発し合い、苛立ちを覚え、あきらめかけ、ぶつかりながら、稽古に取り組んできた日々でした。

ボンドがこの作品に込めたメッセージは何なのか。
私たちは、それをどう受け取り、何を伝えることができるのか。
人間への容赦なく厳しい眼差し、それでも尚、人間に希望を見出そうとするボンドの思いを少しずつ感じながら、この作品と私たち自身に向き合ってきました。

そして、稽古の真っ只中、3月11日に起こった東日本大震災。それから世界で起こった出来事は、私たちに、私たちが演劇をやる意味を厳しく問いかけてきました。
今、この世界で、演劇が、私たちが果たすべき役割とは何なのだろう?

中断していた稽古を再開し、再び出会った「戦争戯曲集」は、私たちがこの状況におかれることを前から予知していたかのように、私たちが、未来を生きるための、多くの力強いメッセージに溢れているように思いました。

ご来場いただいたみなさまは、様々な感想を持たれたことと思います。
ひとつだけ確かだと言えるのは、この2日間の公演が、私たち自身が真っ向から自分自身とこの作品、演劇に向き合った(向き合おうとした)
結果だということです。できたこともできなかったことも、喜びも後悔もすべてひっくるめて私たちが引き受け、次へ進むための原動力としていかなくてはならない結果です。

そして、私たちがここまでくることができたのは、本当に多くの方々の支えと愛情のおかげです。
未熟な私たちをいつも鼓舞してくださった賛助出演のさとうこうじさん。
遠くイギリスからエール送ってくれたエドワード・ボンド氏、ダビッドさん、バルバラさん。
厳しく、温かく、見守り、ご指導くださった劇場スタッフのみなさん。
実践の場での私たちを導いてくださったプロダクションのみなさん。
2年間、様々な形で演劇の知識と技術と魅力を伝えてくださった講師の先生方。
高円寺の街で出会い、応援してくださったみなさん。
素敵にクレイジーな懇親パーティー用意してくれたアカデミー2・3期生のみんな。
そして、わたしたちが頭も心も大きく強くなるように、この厳しい世界で生き残っていけるように、情熱をかけて、突き落としては引っ張り上げまた突き落としてくださった生田さん、信さん。
私たちの知らないところでも多くの方が支えてくださっていたと思います。
本当に本当にありがとうございました。

演劇人としての1期生は、これからが本番です。
今後とも、座・高円寺劇場創造アカデミー1期生を、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by アカデミー1期生 at 02:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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